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犬用ガムはいつから与えるべき?選び方やおすすめの商品を徹底解説!

公開日 2020.11.18 更新日 2024.11.18
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犬用ガムはいつから与えるべき?選び方やおすすめの商品を徹底解説!

「犬用のガム」と聞くと、どのような商品を連想するでしょうか。市販で売られている犬用ガムには色々なものがありますが、ひとくくりで「犬用ガム」と言っても、実は用途や目的が異なる商品がたくさんあります。そこで今回は、目的に合わせて使い分けておきたい犬用ガムの選び方や、いつから与えるべきかなど、愛犬に適した犬用ガムの与え方や選び方について解説していきたいと思います。

おすすめしたい犬用ガムの選び方

犬用ガムの用途・目的を大きく分けると、以下の3つのタイプに分けることができます。

 

・「ストレス解消」を目的にした犬用ガム

・「おやつ」目的の犬用ガム

・「歯磨き」を目的にした犬用ガム

 

例えば「歯磨き」の効果に関しては、どのガムにおいてもブラッシング効果は得られますので多少の歯磨き効果はありますが、歯磨きガムに関しては「歯磨き」に特化した特徴を持ちますので、他のガムとは大きな違いがあります。

 

このように、それぞれに異なる目的を持った犬用ガムになりますので、ガムの特徴や目的を理解して愛犬に与えるようにしましょう。

犬用ガムはいつから与えるべき?

ガムを与える目的が明確になったら、次に考えたいのがガムを与える頻度やタイミング、年齢に関してです。

例えば、まだドライフードを食べたことのない幼犬は、おやつを与えてもうまく消化することができません。ガムも同様なので、ドライフードを食べるようになり、しっかり便の状態が安定してきてから与える事が大切です。

また、中型犬や大型犬に小型犬サイズの犬用ガムを与えると、すぐに飲み込んでしまう可能性もあり、喉につまらせてしまう可能性も否定できません。

犬用ガムは愛犬に適したガムを与えなければ、事故のもとになったり、愛犬の体調を崩してしまうことにも繋がります。愛犬のご飯の食べ方や、体格なども考慮した上で、愛犬に適した犬用ガムを選ぶようにしましょう。

素材や原材料もチェックしましょう

食物アレルギーを持つ犬は特に注意が必要ですが、アレルゲンとなりうる原材料を使用している可能性もあるので、購入する前に原材料のチェックを欠かさないようにしましょう。

食物アレルギーを持っていなければ問題ありませんが、意外と見落としがちな部分でもあるので注意が必要です。また、近年はかなり減ってはきていますが、合成添加物を含んだ製品や、漂白剤を使った加工製品にも注意が必要です。

 

特に「白い色」をした牛皮ガムが該当しますが、「漂白剤」を使用して白く加工した製品で過去に大きな事件がありました。白い牛皮ガムを選ぶ際には、漂白剤や防腐剤を使用していない製品を選びましょう。

では具体的に、目的に合わせたおすすめの犬用ガムをご紹介していきたいと思います。

ストレス解消を目的とした犬用ガム

昔ながらの犬用ガムと言えば、「ストレス解消」を目的とした犬用ガムです。

「牛皮タイプ」のガムや「ひずめ」「骨」等の素材で作られたガム、「ラバー素材」等で作られたおもちゃの犬用ガムなど、他の犬用ガムよりも硬かったり、飲み込んでも消化せずにそのまま排泄される素材の犬用ガムが該当します。

 

これらの犬用ガムは、ひたすら噛むことでストレス解消に繋がるという目的を持った犬用ガムで、留守番中やダイエット中の犬におすすめとなります。

大型犬や顎の強い犬におすすめな「鹿の角」

monolifeの犬用ガムは、北海道に生息するエゾ鹿の「角」を利用した、無添加の犬用ガムです。サイズ展開も10cm、20cm、30cmといったように、小型犬用から中・大型犬用までが揃う、非常に硬いので長持ちもする犬用ガムです。

完全な天然物ということで衛生面に不安を抱える方もいらっしゃるかと思いますが、100度の高温スチームで熱処理殺菌を行っているので、衛生面も安心です。また、角の尖った部分も削られているので怪我の心配もありません。

 

牛骨を使った犬用ガムもありますが、骨はある程度噛み続けていくと割れてしまい、割れた部分が鋭利になってしまうデメリットもあります。一方、鹿の角は割れることもなく、骨よりも安全性は高いものとなっています。

「長持ちするおやつ」を目的にした犬用ガム

 

おやつ用のガムは単に食べるだけの目的を持ちますが、ビスケット等とは違い「ササミ」等の素材や、固く絞られた「チーズ」などで作られたおやつなど、「少しだけ長持ち」させる目的を持ったおやつです。

顎の力が強い犬はビスケット等を与えても飲み込むように食べてしまうため、おやつの時間もあっという間に終了してしまいます。そんな犬におすすめなのが、ガムタイプの長持ちするおやつです。

 

また、逆に顎の力を強くしたい犬は、犬用ガム何度も噛むことで顎が鍛えられますので、ストレス解消用の犬用ガムと合わせておやつもガムを与えると、より一層に鍛えることができるでしょう。

とにかく硬い!チベットの伝統製法で作った「チーズ」の犬用ガム

数年前から登場して、今や人気商品の一つになっているのが、チベット伝統の製法で作られる、非常に固いチーズスティックです。

「ヤクのミルク」と「牛のミルク」の天然素材で作られたガムで、栄養素も満載です。また、小麦なども使われていないのでアレルギーに苦しむ犬にも、安心して与えることができます。

長く噛んでコラーゲンも摂取できる「牛アキレス棒」

長い時間噛み続けることのできる犬用ガムとして人気の高い牛アキレスは、噛むことでストレス解消に繋がったり、コラーゲンを摂取できるおやつでもあります。

 

すぐにおやつを食べてしまう犬や、顎の力が強い犬にもおすすめな牛アキレスですが、商品を選ぶ際はできるだけよけいな成分の入っていない、無添加の商品を選ぶようにしましょう。

歯磨きを目的とした犬用ガム

近年、最も多いのが「歯磨き」を目的とした犬用ガムです。「おやつ」の用途も兼ねた歯磨きガムですが、最大の特徴となるのが「歯に食い込む」ような硬さに作られていて、歯のブラッシング効果を与える点です。

また、食べたり噛んだりするだけで口臭予防効果があったり、歯石の蓄積を抑えるような効果を持っていたりと、「歯磨き」の性能を重点的にしていますので、味や香りはおまけ程度と考えたほうが良いです。

歯磨き効果のある犬用ガムはそのまま与えても良いのですが、色々な歯で満遍なく噛ませるようにすると、より高い歯磨き効果を得ることができるので、飼い主さんが手に持って与えるのがポイントです。

歯磨きガムの定番と言えば「グリニーズ」

犬用ガムと言えば、この「グリニーズ」が有名ですが、ラインナップの充実度や品質に関してもクオリティが高く、多くの犬が愛用しています。犬用ガムのパイオニア的存在と言ってもよいでしょう。

グリニーズには超小型犬用〜大型犬用までのサイズ展開があり、スタンダードなシリーズに加えて、カロリーに配慮したシリーズや口臭ケア、目のケアなど、プラスαの効果を付加したシリーズも展開されています。

グレインフリーが特徴の「ウィムズィーズ」

グリニーズは歯ブラシ型の歯磨きガムですが、オランダ原産の「ウィムズィーズ」はスティック型や歯ブラシ型、ワニ型(アリゲーター)、ハリネズミ型、ボーン型など、色々な形を楽しめる歯磨きガムです。

両商品の違いについては、グリニーズの主原料が「小麦粉」なのに対し、ウィムズィーズの主原料は「じゃがいも澱粉」でグレインフリー(穀物不使用)という特徴があります。

グレインフリーを選ぶのであればウィムズィーズとなりますが、グリニーズにもグレインフリーのラインナップが登場している(主原料はヒヨコマメ)ので、あとは愛犬の好みにもよるところです。

まとめ

今回は犬用ガムの選び方や、おすすめの犬用ガムについて解説してきました。このように、犬用ガムも用途や目的によって使い分けることが出来るので、愛犬に適したガムを飼い主さんが理解しておくことが大切です。

 

目的別に犬用ガムをそれぞれ揃えておくと、意外と便利な場面があったりもしますので、すぐには使わなくても持っておくことをおすすめします。

 

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